何回、パチンコの若者離れと言えば気が済むのだろうか。

Yahoo!ニュース - パチンコ人口がピーク時の3分1に激減、1000万人を切る 「AKB48」や人気アニメを使った台に若者は来なかった （J-CASTニュース）

この調査結果を見た人たちはネットで、

「最近の台はあっという間に3万円くらい簡単になくなる」

「パチンコ、酒、タバコに関しては金が無いのも原因だと思う」

「今や暇つぶしはパチンコ以外にいくらでも有るからな。」

「今のパチンコって本当につまんないし勝てないからね。ギャンブルどころかレジャーにすらなれない」

って書いてあるけど

そもそもネットで見た人だけの意見だし

１００％の意見を反映させたものじゃないし

とか言い出したらきりがない。

「若者を呼び戻すため、パチンコ台に「AKB48」といったアイドルを起用したり、大ヒットアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」「新世紀エヴァンゲリオン」などを大量に投入したりしてきたが、効果は現れなかったという。」

安易に投入しすぎた感が強い。

だって

AKB48のファンにしろ

アニオタにしろ

多分パチンコ・スロットを遊びたいんじゃなくて

演出？っていうか新規で作成されたムービー（でいいのかな？）

を見たいんだから。

ぶっちゃけ

Youtubeとかで見たら満足だしなぁ。

そんな中でも一部の人は

ビギナーズラックとかで最初に大当たりして

ズブズブとはまる人もいたかもだけど・・・

個人的に思うのは

パチスロが流行ってた時期っていうのは

戦後以降～バブル崩壊後(4号機まで)？ぐらいまでだと思ってる。

「ピークだった1995年に2900万人いたパチンコ参加人口が2006年は1660万人に半減し、13年にはとうとう970万人と初めて1千万人を切ることになった」

記事中でもこう書いてある。

で調べてみたら

2007年にサブプライムローン

2008年にリーマン・ショック

と2006年まではなんだかんだ景気？が良かった。

自分もFXをやっていて

「スワップ派」と言われる人たちもたくさんいた。

スワップ派というのは

FXでドルなんかを買って放置するスタイル。

米ドルでも1lotで120円とかのスワップが毎日発生していた。

単純に100lot保持していれば毎日12,000円利益が出る計算。

バブルのころなんかは残業代も青天井だったし

給料を使い切っても心配しなくて良かったなんて話もチラホラ・・・

経費も馬鹿みたいに使えたって話だし。

それが今となっては

残業も切り詰められる・・・

というか残業代が出ない・・・

年功序列なんて当てに出来ない・・・

給料アップも望めない・・・

ていうか給料下げられてる・・・

そもそも正社員で働けない・・・

年収200万時代・・・

増税・・・

こんな状態でパチンコやスロットに

馬鹿みたいに金を突っ込む余裕のある若者はいないって(笑

車だってそうだ。

実際

車を欲しいっていう需要はあるはずなんだよね。

ただ

車体も高い

保険も高い

ガソリンだって最近下がってきてはいるけど

100円を切っていた時代もある。

そんな年代と比べたら当然若者が物理的に消費に回るわけがない。

もちろん

スマホのソシャゲの課金でお金が回らないとか

多趣味になったとかもあるだろうけど

使うところにはお金を使ってるんだよね。

ネットも無いころに

ギャンブル性だけで発展してきたパチスロが

１パチとか５スロとか程度の努力で集客出来ると思ってるのが間違いだと思う。

他の業界だってそうだけどね。

安易に「若者の○○離れ」って言う記事は納得いかない。

若者がお金を使えなくなったのは

年金をもらっている高齢者や

働けるにも関わらず生活保護で安易に生活している人たち

そして

今の５０~６０代の高給取りの世代も一因だってことを認識してほしいわ。

だからって

若者が悪くないとは言わないけどさ。